通常薬1〜12ヶ月の後熟期間を経てのお届けでございますが、お届けできる在庫のご用意いたしました。

日本酒で　食を、時間を、より楽しむ

熟成日本酒は食事との相性も抜群で、伝統的な日本料理はもちろん、洋食・中華などにも広く合わせることができます。アミノ酸の多い熟成酒には、食と一緒に一層旨味と感じやすく。熟成日本酒は、日本酒の愛好家だけでなく、味覚を楽しむ全ての人におすすめです。
・洞窟熟成＆ブレンド＆後熟、日本酒の仕上にワインやウイスキーの手法を取り入れる。

・熟成原酒を複数ブレンド、日本酒らしさと熟成の旨味を併せ持つテイストを作る。

・ゆらぐ最適環境で後熟、柔らかに融合した独自の円やかさ

環境フレンドリー（天然動力不要で長期間熟成、再生紙の専用箱）

程よく3年前後の洞窟熟成した原酒複数から、旨さを追求した酒質を作り出す＝「ブレンド」技術、揺らぎの「天然貯蔵環境」で後熟し馴染む手法のお酒です。
このちょっと手間なやり方は、シンプルな美味しいへの追求、広く食と楽しめる旨味の加減。新酒・日本酒らしさと、熟成・深み個性の良いところを持ち合わせ、フレッシュだけでない、強い深みだけでないテイストの完成です。色々なタイプの食で旨さを引き立て、1本でこなせる使い勝手を目指しました。バランスの良い「日本酒感」は、ゆっくり愉しむ時間にもよく似合う酒質。日本酒だけど日本酒でない、このユーティリティさは広く楽しめる個性です。
世界で人気のワインやウイスキーのように、日本酒があまり持ち合わせない「熟成」「その環境」「ブレンド」価値を提案いたします。
このベース酒・熟露枯を生む洞窟

ワインシャンパンファンはご存知、洞窟内で熟成させることはチーズや上級シャンパーニュで有名な方法。その特異な低温ゆらぎ環境は酒たちに熟成の魔法を与えます。円やかさ、バランスよくゆっくりと馴染む深み、うっとりする余韻・・・これらの魅力は、貯蔵環境がもたらす味わい、動力を使わない自然の力の恩恵です。
ベースとなる島崎酒造の熟成酒は、海外で評価が高まってきました。熟成した酒の価値を分かる文化、ワインやウィスキー文化のある地域などで人気の島崎酒造の熟成原酒です。
フランスの有名日本酒コンクール「KuraMaster2020」純米酒部門でプラチナ賞、さらにTOP5表彰！と、その実力が認められた熟成酒ブランド熟露枯。ヨーロッパのレストラン、ホテル、ソムリエなどのプロフェッショナルたちが審査し、世界に通じる味わいであると証明してくれました。
2018年にもインターナショナルワインチャレンジIWCで熟露枯大吟醸10年がゴールドトロフィーなど、熟成酒文化のあるヨーロッパで成熟の味わいを評価される熟露枯です。
その独自テイストは？

香りは、白い花のような品がある優しい香り。ややフレッシュな香りも持ち合わせます。〝吟醸香〟のような強く華やかな香りとは違い、それらを奥に包んだような落ち着きある印象。第一印象は大人しい印象ですが、これは長く付き合える個性でしょうか。

味は優しいアタック、上質な甘さがベタつかず、円く穏やかな味わい。米の旨味が素直でアルコール感がほんのりと来ます。酸味より甘味を感じる上品なテイストは、あらゆる食を包括できるポテンシャル。良い酒の特徴である〝飲み飽きしない〟という食を通して楽しめる設計が感じられます。
余韻は、苦味が少なく余韻が中程度に続くミドルエイジングの幅広さ。これは食との協調を重視するに大変有効なものです。味わい深いが過度に強調してこないこのバランスを出すことが、ベースたちの酒質を知り尽くす島崎さんならではの真骨頂。長所を伸ばし短所を軽減する、そんな試行錯誤がもたらした技を後味から想像します。

幅広く食と合わせられるマルチな酒。程よく厚みとまろやかさとキレもあり、やや甘くちょうど良い旨味と複雑性が、食と上質感を楽しめるバランスの良いお酒です。
家庭での食事を通して、またくつろぎの一杯に、シーンを選ばず楽しめる1本。合わせる料理も、優しい付け合わせ前菜からやや強い肉料理まで、和食から中華屋洋食まで幅広く。お一人二人で、じっくり美味しく盛り上げてくれる日本酒です。

熟成された日本酒は、その深い味わいや香りでかつて多くの人々に愛されていました。しかし、多くの人々が熟成された日本酒の素晴らしさに気づかないことも事実です。
熟成された日本酒は、長期間の熟成により、より深い味わいや香りを持つようになります。この熟成過程は、酒米や水、酵母などの自然の恵みを生かし、職人の熟練技術によって丁寧に行われます。そして、それらの要素が絶妙に調和した熟成酒は、まさに芸術品と言えるでしょう。
熟成された日本酒には、その独特の味わいがあります。麹菌によって発酵された酸味と、酵母によって作り出される香りが深みを増し、コクや甘みも増します。一口飲むだけで、その奥深さや複雑な味わいに魅了されることでしょう。
また、熟成された日本酒は、様々な料理との相性が良いことでも知られています。日本料理はもちろん、フランス料理やイタリア料理など、多くの料理とのマリアージュが可能です。熟成された日本酒とのペアリングを楽しむことで、料理の味わいが一層引き立つことでしょう。
熟成された日本酒は、その豊かな味わいや香りによって多くの人々に愛されています。ぜひ、一度熟成された日本酒を飲んでみて、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

深窟-Shinkutsu-　720ml　

「深窟」の特徴

ベースにする原酒たちは、島崎酒造で最近人気「熟露枯」という大吟醸熟成酒たちから生まれます。

在庫の限られたストック酒から、複数の異なる若めの熟成年酒ブレンド。馴染ませるため最適環境で後熟。島崎社長の先代から続く長年の知見と知り尽くした原酒たちの酒質、これらをイメージし試行を重ねた作品です。

ブレンデッドウイスキーの世界では、膨大なストック酒の異なる個性をどのように融合させるか、この技術がそのブランドの個性を決定しています。これらをブレンドによって昇華させる手法により、深み円やかさとフレッシュ感の〝程よい〟両立、バランスをイメージしました。

生まれたままのフレッシュなテイストに留まらず、日本酒の世界観を一歩拡げ始まる旨み体験、いかがでしょうか？ブレンド調和作業の都合、少量限定数ずつの販売です。

その秘密は天然の環境

ワインシャンパンファンはご存知、洞窟内で熟成させることはチーズや上級シャンパーニュで有名な方法。その特異な環境は、酒たちに熟成の魔法を与えます。円やかさ、バランスよくゆっくりと馴染む深み、うっとりする余韻・・・これらの魅力は、貯蔵環境がもたらす味わい、動力を使わない自然の力の恩恵です。

一定の低温度帯を維持しつつ、季節や時間帯の温度変化が微妙な「ゆらぎ」が形成されます。樹木が季節の移り変わりで年齢を刻むように、酒もゆっくり馴染み成長をします。10度＋－5度で温度差が生じ、低温帯ながら常に一定でない環境。成分的には、旨味のアミノ酸類が溶けるように分子構造が複雑に結び付く、ということのようです。