「熟成日本酒とウイスキーの世界」世界限定120セットのみ、特別企画

最近熟成日本酒の話をよく聞くようになりました。かつて江戸時代までは、日本の酒もワインやウィスキーと同様に、時間を経て価値を上げる酒の世界観がありました。日本酒といえば新酒という現代に、今多様な価値を求める風が起きつつあります。ゆっくりと寝かせた奥行感、丸く複雑味を持った旨み、じっくりと味わう食シーン・・・日本酒の幅を広くしてくれる存在に、注目が高まりつつあります。
今年2022年春、日本酒を世界に通じる酒に昇華させようと、7つの有名蔵元「一般社団法人刻（とき）SAKE協会」から、顧問で日本のウイスキー界第一人者・輿水精一氏のブレンデッド＆ウイスキー樽後熟の限定企画が登場です。

温度帯別に2種、それぞれに樽で後熟したもの、しないもの。4タイプのブレンド長期熟成日本酒たち。世界限定120セットのみ発売です。
日本ウイスキー界の第一人者・輿水精一・協会顧問が手がける、熟成日本酒のまたとない限定ブレンド作品集。『刻SAKE協会』の規定を満たす10年以上の長期熟成7蔵から、個性違える貯蔵温度帯別に奏でられるハーモニーを2酒生み出しました。 2種の酒は輿水氏自身のオーダーによる山﨑蒸溜所のモルト原酒熟成に使用した樽で後熟。日本酒・ウイスキーの共演と、ストレートなブレンド作品の個性の違い。またとない作品集は、常温管理貯蔵を「古」、低温管理貯蔵を「熟」と名付け、上質ウイスキー貯蔵樽を作るホワイトオーク材で特別に誂えられた専用箱に収めました。
「古」　・・・月の桂、東力士、木戸泉の3蔵の酒を使用　

ブレンデッド、ブレンデッド樽後熟の2本の古
常温管理貯蔵の3酒を、輿水精一がイメージしブレンドした酒。ブレンドストレートと、ウイスキー樽後熟させたもの2種類の「古」。幅のある奥深さと重層複雑さが調和、圧倒される厚みのオーケストラハーモニーのイメージです。
「熟」　・・・黒龍、水芭蕉、南部美人、出羽桜の4蔵の酒を使用　

ブレンデッド、ブレンデッド樽後熟の2本の熟
低温管理貯蔵の4酒を、輿水精一がイメージしブレンドした酒。ブレンドストレートと、ウイスキー樽後熟させたもの2種類の「熟」。流麗さと心地よい深さが調和、見事な息の合うバランスで奏でる弦楽ハーモニーのイメージです。

【特別限定】刻SAKE協会「刻の奏」熟成酒4本セット

秘蔵熟成酒〜輿水ブレンデッド〜4本セット　世界限定120セット　

刻SAKE協会の蔵元7社限定秘蔵酒を「古」と「熟」の2タイプ、
世界的ウイスキーの権威・輿水精一氏特別ブレンド＆樽後熟4酒の作品集。

日本酒熟成酒をリードする刻SAKE7社の誇る、秘蔵中の秘蔵熟成酒を熟成温度帯で2タイプ、それぞれ山崎蒸溜所の使用樽で後熟した物を含む、Jウイスキーの世界的権威・輿水精一氏によるプロデュース作品。
常温熟成の3酒、低温熟成の4酒を、それぞれにサントリー名誉チーフブレンダーである輿水氏が見事な調和にブレンドした。
各酒の個性を生かし、かつ相乗的に高めたハーモニーを生み出した作品には、輿水氏自身が名付け筆をとったラベルに「時間が奏でる美しい相乗」を著した。
常温熟成タイプ「古」のブレンドは、重層的な厚みのある迫力と後味に余韻の長く残るもの。樽後熟されると、一層の広がりを持ち上質なウィスキーに引けを取らない大人のニュアンス。
ブレンド作品とブレンド＆樽作品の2種。
低温熟成タイプ「熟」のブレンドは、優美さの中に美しい数本の旋律を感じさせる。樽後熟されると、まさに熟成白ワインのような口当たり。樽香と交響する深く柔らかい日本酒の香りは、他では味わえないもの。
ブレンド作品とブレンド＆樽作品の2種。

日本酒熟成酒をブレンドし樽後熟させるという初の試みに、日本を代表するウイスキー作りを手がけてきた輿水氏自身も緊張と不安があったという。「イメージ予想以上の日本酒の強さ、も感じた。樽の選定からブレンドイメージをもとに、樽後熟の仕上がり具合まで一貫して、ウイスキーとまた違った熟成価値をみた」と話す。
「奏でる」というテーマ性を十二分に表現できた、最初で最後の輿水作品。

山崎蒸溜所の樽材製作会社によるホワイトオーク特注2本入箱に「古」と「熟」各2種、計4種。　
世界限定120セットのみ、今回限りの作品です。

＜シリアルナンバー付き＞

刻SAKE協会　代表理事　増田德兵衞（京都・月の桂　代表取締役）
　
2020年、新たな日本酒の価値を、熟成という時間価値で広めていこう。
この思いを共有する７蔵の代表が集結して、団体を結成しました。
そして顧問には、熟成酒に詳しい方々にご指導をいただき、このセットが生まれました。
酒の著書が日本一多い弁護士の山本博氏、日本を代表するソムリエ・田崎真也氏、そして今回特別な酒を作っていただいた輿水精一氏。
日本人初ウイスキー殿堂入りの世界的なJウイスキーの顔輿水氏には、ご多忙の中、長期に渡り作品をお作りいただきました。

刻SAKE協会　副代表理事　水野直人（福井・黒龍酒造　代表取締役）

日本酒が世界中で人気となってきておりますが、まだまだこんなものではない、という気持ちがあります。世界に誇る熟成の魅力を、その価値を、もっと多くの人々に知っていただくこと。
同じ目標を持つ蔵元たちとの話し合いが始まり、いよいよ一つの形として見ていただくことができました。ここから価値ある日本の酒への歴史が始まることでしょう。

企画について

刻SAKE協会　常任理事　上野伸弘

日本酒の価値化を図るため刻SAKE協会を立ち上げました。準備を重ね2022年、ようやく皆さまに見ていただけるこのセットは、日本酒の可能性を広げる価値ある4本のブレンデッド。
7社の秘蔵中の秘蔵の酒が、各特徴を出した個性を調和させる融合。熟成温度帯別、後熟をウイスキー樽（しかも山崎蒸溜所で使ったもの！）、4本の違いを感じていただけます。
希少な個性ある原酒をブレンデッドする調和へ。１本１本の個性を一つのハーモニーへ。
そして、これら価値ある７本が調和したブレンデッド作品、輿水精一氏がイメージした特別な4本。この見事なハーモニーには口にする者の心を豊かにする、まるでオーケストラのような作品です。

一般社団法人　刻SAKE協会　とは

2020年11月に設立発表された、日本の酒価値創造を図る目的の団体です。
設立現在7社の蔵元が参加し、2021年度の国税庁推進事業として採択支援を受けています。
熟成価値の研究、普及、販路開拓等の活動を多方面の方々と目指していきます。
今回の企画は、熟成日本酒をもっと喚起しようと、各蔵元と顧問・輿水氏と共にまたとない限定酒作品集の制作に。2022年2月の発表後4月発売までに、事前予約も多く百貨店でも人気に。

動画：2022年2月　輿水精一氏の講演「刻の奏」