- 鎌倉時代から京都梅の古品種、幻の「城州白」梅のワイン
- ワイン醸造で上品な梅の風味、無着色無香料優しい飲み口
- 国外向け流通の4年熟成は在庫限り、日本国内でここだけ


テイスティングコメント
程よい熟成感、しなやかで華やかな、はんなりテイスト。
梅本来の酸味がキレイに含まれ、フルーティーさ、優しい飲み口が特徴。通常品のこれを定温3年貯蔵で熟成させ、軽い深みや余韻の上品さを感じ、サラッとした甘みの余韻に。私はこの飲み頃感、軽やかに華がありでも味わいもあって、気軽に楽しめる飲み物。
・色は緑がかった透明な黄金色、若い白ワインのよう
・香りは爽やかなハーブ、草の香り、奥ゆかしく豊かで上品な梅のアロマ
・味は優しい梅風味のアタックから、落ち着いた酸味、ベタつかずサラっとした美しい余韻
・食前酒に梅の柔らかい酸味が食欲を誘う・食中には優しい甘さが和食全般にも良い・食後にはフルーツと一緒がベストマッチ
食を引き立てる、主張しない主張
京都市街から北へ約50km、丹波黒豆等で有名な、京の食を支える山郷、京丹波町。
和食に合う地ワイン造りを目指し、京都の奥、山あいで小さなワイナリーが40年以上に渡り取り組んでいます。
京都の食風土に寄り添う繊細なワイン造りの「丹波ワイン」は、1979年に先代の黒井氏が一から始めたワイナリー。廃業となった日本酒蔵を引き受け、そこから試行錯誤で手造りして始まります。1980年代にはワインの評価も上がってきて、国際コンテストで幾つも受賞してきた実力派。梅ワインもスパークリングタイプが、フランスのコンクールで受賞もしています。
目指すのは、繊細な日本食に合う優しい日本のワイン。食材の宝庫と呼ばれる京丹波にワイナリーを構え、繊細な京食材の味を重視し「主張し過ぎない」スタイルは、インパクトや個性重視の現代ワインの流れとは一線を画します。
清澄後の発酵で雑味を抑えたり、過度な樽熟成を嫌うなど、ヨーロッパワインとは方向の違う、飲み飽きしない優しくキレイな味わい。日々の日本の食事に肩肘張らないお酒、とファンが多いのも頷けます。 現代表の黒井衛氏は、もっと日常にワインを楽しんで欲しいと、柔らかで繊細なワイン造りに女性の感性を生かしています。エノログ(醸造家)の内貴麻里氏をはじめ、多くの女性がこの優美な味わい造りに携わっており、このワインに多くの女性ファンがいることも肯けます。
西山泰弘(PSCワイン担当・シニアソムリエ)
「丹波ワイン 梅醸酒(ばいじょうしゅ)500ml」について
原材料名 |
梅(京都産)、糖類/酸化防止剤(亜硫酸塩)
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原料梅 |
日本産京都青谷産城州白 |
精米歩合 |
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アルコール度数 |
9% |
ブレンド
及び保存環境 |
なし
ワイン酵母使用醸造
定温倉庫内瓶熟成 |
容量 |
500㎖ |
ヴィンテージ |
2017年 表記なし |
生産本数 |
およそ 1000本 |
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「ワイナリー」について


会社名 |
丹波ワイン株式会社 |
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TAMBA WINE Co.,Ltd. |
住所 |
〒622-0231
京都府船井郡京丹波町豊田鳥居野96
TEL
0771-82-2002 |
代表者 |
黒井衛氏 2代目 |
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50 |
創業 |
1979年 |
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WEB |
https://www.tambawine.co.jp/ |