
テイスティングコメント
・5年以上熟成
「やや控えめなブーケの香りと軽い熟成のアロマ。成人になったばかりの印象。これからさらに味を出していく予感と、元気な若々しさも失っていない、十分になめらかな味わい。」
・10年以上熟成
「熟成酒だけが持つ複雑さあるリッチな蜂蜜の香り。アルコールの刺激を感じさせない、まろやかさが上質感ある味わい。ブレンデッドのバランスの良さが、比較的飲み手を選ばずに楽しませてくれる。」
「ともにやや甘味の残る余韻の長さが印象的。より深みの強いのは当然10年以上のもの。飲むシーンによって選ばれると良さそう。 このアッサンブラージュの使い方は、単年度の個性を楽しむことと違い、バランスをとり飲み手に広く楽んでもらおうという、造り手の意図を感じる。」
上野伸弘
洞窟で熟成をする希少な蔵、ここならではの個性あるテイストを持つ。
洞窟を始めた1970年当時、大吟醸は商品化され販売が始まった時代、貯蔵し価値を高めることは多くの蔵では考えられていなかった。まだ資金回収を早める必要がある、今の豊かな時代の前の話。
前当主の先見性や熟成酒への興味が、今の東力士の資産となっている。日本酒の未来を見据えた酒造りの姿勢は、現当主にも引き継がれている。
この洞窟で育つ酒は、低温貯蔵の熟成酒と常温保存の古酒の、ちょうど中間的な味わい。この独特のテイストが、酒歴の長いファンにはたまらない。
ピートの強いウィスキーに飽きて、ブレンデッドの良さに少し戻ってくる・・・そんなイメージ。熟達した飲み手に是非味わっていただきたいものだ。経験を積んだ者が感じられる価値、これがこの蔵の「知る人ぞ知る」旨さである。 上野伸弘
「熟露枯 秘蔵5年10年セット 720mlx2本」について
原材料名 |
米・米麹? |
原料米 |
国産山田錦? |
精米歩合 |
40%? |
アルコール度数 |
17~18%? |
ブレンド
及び保存環境 |
あり?
大吟醸?
洞窟内瓶熟成 |
容量 |
720㎖ 2本 |
ヴィンテージ |
5年以上熟成・10年以上熟成 |
生産本数 |
およそ 200本 |
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「蔵元」について


会社名 |
株式会社島崎酒造 |
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SHIMAZAKI SHUZO Co.,Ltd. |
住所 |
〒 321-0621
栃木県那須烏山市中央
1-11-18
TEL 0952−68−2001 |
代表者 |
島崎健一氏 6代目 |
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20 |
創業 |
嘉永2年(1849年) |
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WEB |
http://azumarikishi.co.jp/ |